“こどもやまづくり教室”初日の活動
カルタとりで打ち解けた後は、森林(やま)の散策へ出発。
中身は後でのお楽しみということで、仕掛だけ見せた自動撮影装置で記念写真を撮ってから、山の神に詣で、雪上に残されたカモシカやノウサギ、テンなどの足跡から行動を推理したりと、冬の森林(やま)をのんびり楽しんだ。
山の神の前では、昔の人が森林に入る時には必ず柏手を打って拝んだという話をしながら、そうした行為はもしかしたら野生動物たちとの不幸な接近遭遇を回避する智恵だったかもしれないことを子ども達に話して聞かせた。
雪上の足跡を前にしては、姿を見ることは滅多にない野生動物も、確かに息づいていることを足跡から知り、様々な行動を推理することの楽しさを伝えたつもりだ。
夜には、林業や炭焼きの名人、カズマサさんを講師に迎え、昔の子ども達の遊びや仕事の手伝い、森林との関わりなどについて話をしていただいた。
夕食後の眠くなる時間であったにも関わらず、子ども達の目は爛々。
食い入るようにして話をうかがい、活発に質問を投げかけていたのが印象的だった。
20091226 “こどもやまづくり教室”初日の活動(なかのビレジ)
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