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2009年12月16日 (水)

枝打ち

20091216edauti

12月12日から13日にかけて、2009年度第3回目の養成教室を開催した。
今回の教室のメインテーマは“枝打ち”である。

枝打ちは、無節の優良材を育てること、完満(樹木の梢端部分と地際部分の直径がほぼ同じ)で通直(幹に曲がりがないこと)な材を得ること、年輪幅の小さな木材を得ること、林内に風通しと明るさを確保すること、等々を目的として行う作業だ。

わが国の人工林樹種の代表であるスギは、枯れ枝が勝手に落ちてくれるからまだ良いのだが、ヒノキの場合は、枝が枯れてもなかなか落ちず、樹幹の肥大成長に伴って巻き込まれていき“死に節”となるのでやっかいだ。

“死に節”とは、木材を板や柱に加工した際に、ポコリと穴が空いてしまうような節を指し、木材の価格を極端に低下させてしまう。

スギに較べてヒノキの材価が高いことから、不適地にまで無理をしてヒノキの植林を行ったケースが多いのだが、それが今では仇となってしまっている。
ヒノキはスギよりも遙かに手のかかる樹種なのである。
今では、ヒノキが我が国林業の首を絞めてしまっている側面があると思う。

参加者・スタッフ併せて、総勢30名程での教室実施となったが、枝打ちを終えて明るくなった林内では参加者の顔も明るくなったようだった。

20091213 養成教室での枝打ち(友好の森)
NIKON D300 105MICRO

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