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2010年1月25日 (月)

◎お願い◎

20100124sensakamera

川場村にご関係の皆様にお願いです。

私たちは、川場村の森林(やま)づくりに20年間ほど関わらせていただいてきました。
その間、川場村の森林は、少しずつ、少しずつ明るくなり、それに従って、様々な生物が多様に暮らす川場村が、これもまた少しずつ戻ってきたことを実感しています。

人間の暮らしも、農業や林業といった極めて重要な生産活動も、自然の恵みの上に成り立っているのですから、多くの生物が暮らす川場村であるということは、何ものにも代え難い村の財産だと思っています。

しかし、手放しで喜んでばかりはいられないことも承知しています。

野生の生物が増えれば、農林業や生活に対する被害や不安も発生するでしょう。
幸い、全国的な動向と比較すると、川場村は様々な生物が棲息するにもかかわらず、被害は少ないという現状にあります。
けれど、丹誠込めた畑を動物に荒らされたり、果樹を鳥に食べられてしまったりすることは耐え難いことだと思います。

生活や生産を守るためには森林(やま)を護る必要がある。
けれども、森林を護れば、動物が増える。
動物が増えれば、農林業に被害が出る。
けれども、動物がいなくては森林は成り立たない。

この、一朝一夕には解決できない難問に取り組んでいきたいと考えています。

そこで、お願いです。

野生動物、とくに哺乳動物による被害にお困りの方がいらっしゃいましたら、私たちに調査をさせていただけないでしょうか。

どのような動物がいるのか、ということをまず調査させていただきたいと思っています。
調査には、上の写真のような自動撮影装置を使います。
動物の体温を検知すると、自動的に写真撮影をする装置です。
この装置によって、肉眼ではなかなか見ることのできない動物の実態をある程度把握することができます。
そして、得られた撮影データから、必要な防除策を考えていきたいと思っています。

ご本人、あるいはどなたかをご紹介いただける方がいらっしゃいましたら、是非ご一報下さい。
この記事へのコメントでも構いませんし、E-mailでも結構です。
E-mailの場合は、こちらをクリックしていただくと、私へのメール送信画面が開きます。

他地域の方には恐縮ですが、川場村内での調査に限定させていただきます。

人間と動物が共生する村づくりのために、どうかご協力いただきたくお願い申し上げます。

もちろん、様々な情報のご提供も大歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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コメント

タケさん!

心強いお言葉をありがとうございました!
ワイルドライフ・マネジメントという行為には、実は一抹の不安も持っています。
本来、神の領分の仕事であると思っているからです。
けれども、わが国の現状では、必要なことだとも思っています。
短絡的・感情的な行動に走らずに、きちんと現状を見つめていきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします。

捕るなら食べる!
基本だと思っています。
そして、乱獲を避けるためにはワイズ・ユース(賢い)利用こそが必要だと思っています!

投稿: くま | 2010年1月28日 (木) 12時12分

森と人との関わりをテーマに動いている私としては、
「人間と動物が共生する村づくり」…賛成です。


3/20-22に国立赤城青少年交流の家で行われる
環境教育関東ミーティングに少々関わっています…。

私のところでは2年前からイノシシの肉料理を出していることもあって
イノシシを駆除するなら食べよう…という角度からの分科会を立ち上げる準備中です。

中之条町(沢田農協)では<あがしし君>というブランドで、食肉加工場を作って流通を初めて数年たちます。
中之条町のある吾妻郡では10数年前、駆除数が10頭未満だったのが、
最近は300頭も・・・との統計がでているんですね。
その関係者のみなさん、そして群馬で<しし土手>(イノシシをよけるための土手)の研究をしている方々とも連携して、試食もできる状態での分科会を是非やりたいと…。

投稿: タケ | 2010年1月28日 (木) 10時13分

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