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2010年2月 2日 (火)

カモシカによる事故

20100202kamosika

これまでも何度もお知らせしているように、川場村でニホンカモシカが個体数を増加させているのは間違いのないところであろう。

20年間、川場村に通いながら、カモシカに出遭うことはそう度々あるものでは無かったのに、一昨年くらいから急に頻繁に出遭うようになってきた。
昨年などは、何回出遭ったか分からないほどだ。

本日(2月2日)付けの報道各社による配信で、老夫婦がカモシカに襲われたというニュースが流れた。

午前2時頃、福島県喜多方市の山間の集落で、飼い犬が吠えるのを聞いた76歳の男性が家の外に出てみると、玄関先にいた一頭のカモシカにいきなり角で突かれ、夫の声を聴いた妻(73歳)が外に出たところ、妻も被害にあった。
夫妻は脚に怪我を負い病院に運ばれたが、命に別状はないという。

カモシカは元来おとなしい動物で、人を襲うといったニュースはほとんど聞かないのだが、どのような状況で今回のような事故が起きてしまったのだろうか。
推測に過ぎないが、敷地内に迷い込んだカモシカが、犬に吠えかかられ、さらに突然人間が現れたことでパニックを起こしてしまったのではないだろうか。

怪我をされた夫妻には大変気の毒だが、ごくごく稀なケースなのだと思う。しかしながら、個体数を増加させつつあるなかでは、こうした事故情報に触れる機会も増えてしまうのかもしれない。

しかし、だからこそ、徒に過敏に、そして科学的な根拠もなく危険視して、短絡的で、その場凌ぎの結論を社会が出さないための行動を起こしたい。

写真は、昨年末に後山で出遭った一頭だが、川場村が野生動物と人間とが共存する先進事例になるような努力を重ねたいものだ。

20091219 ニホンカモシカ(後山)
NIKON D300 70-300

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川場のけものと鳥たち2009」カテゴリの記事

コメント

ごんさん!
こんにちは!

昨日、たまたまなのですが、喜多方市のすぐそばまで行ってきました。
そう多くの人に尋ねたわけでもありませんが、今回の事故のことは一様に驚いておられました。
ただ、「めずらしいこともあるもんだねえ」といった反応が多く、「怖い」とか「すぐに対応を」とかいった声は聞こえてきませんでしたので、ちょっと安心しています。

投稿: くま | 2010年2月 5日 (金) 13時13分

カモシカのニュース、衝撃的でした。
山中で遭っても、やはりウシだと思う、あの「もへ~」っとした感じ。逃げないけど近寄るでもなく、微妙な距離をとってくれる動物だと思っていただけに。

本当に、このニュースで極端な話にならないことを祈ります。今のところ、その心配はなさそうですが。

投稿: ごん | 2010年2月 5日 (金) 00時40分

ねーねさん!

サイやゾウでもあるまいし!
イノシシくらいでは、それほどの事にはなりませんよ!
むしろ、車に跳ね飛ばされるイノシシの方が気の毒かな。

何れにしても、野生動物との不幸な接近遭遇は避けたいものですね!

投稿: くま | 2010年2月 4日 (木) 23時05分

山道を車で走っているとき、思うことがあります。
それは、
「イノシシには襲われたくない」ということ。

たぶん、
エア・バックは全開になり、車体はベコリと凹むだろう。
もしかしたら、
車ごと、谷底に落とされるかもしれない・・・。

幸い私は、野生動物と遭遇できないタイプの人間なので、
そんなことが起こる確立は非常に少ないと思う。
でも、山の生き物を怒らせずに、仲良く生活できたらいいなぁ~と思う。

コメントになってないですか?
すみません。

投稿: ねーね | 2010年2月 4日 (木) 09時19分

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