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2010年2月18日 (木)

ノウサギの足跡

20100217asiato

ちょっと暗い画像だが、ノウサギの足跡の付き方がよく分かる一枚だ。

前足と、後ろ足、どちらを先につくのかと言われると、卵と鶏のようなもので答えに窮するのだが、立ち止まっているときには、かんじきのように大きな後ろ足で躰を支えていて、その後ろ足で地面を蹴って動き始める。
そして、動き始めて最初に地面に付けるのは前足なのである。

前足は、二本を前後に揃えて申し訳程度につき、その間に、ちょうど跳び箱の開脚跳びの要領で後ろ足が前足を外側から追い越していく。
そして、次の一歩のために、両足を左右に開いてしっかりと地面を蹴るのだ。

跳んで走るノウサギの姿と、後ろに残された足跡が一枚の写真に写ることはなかなかないので貴重な一枚だと思う。

ところで、ウサギの足の裏には、肉球が隠れるくらいにびっしりと毛が生えている。
この毛は、滑り止めの機能を持っていて、ウサギが雪の上でも猛スピードで走るための工夫なのだ。

狩られる側の動物であるのに、そう多産ではないウサギは、情報収集のために耳を大きくしたり、雪に沈み込まないように後ろ脚を大きくしたり、そして足の裏に毛を生やしたりと躰中に、これでもかというほど工夫を凝らしている。

肉眼でノウサギをみるチャンスはほとんど無いが、雪の上に残された足跡を見てウサギの行動を推測するのも楽しいものである。

20100205 走るノウサギ(ヒロイド原)
自動撮影装置

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川場のけものと鳥たち2010」カテゴリの記事

コメント

Berryさん!
こんにちは!

ちょちょん(前脚)ぱっ(後脚)ちょちょん、ぱっ

って足跡がついていく様子が分かると思います

まん丸おちりも可愛いでしょ!

今日から明日まで、また川場にお邪魔いたします!

投稿: くま | 2010年2月20日 (土) 10時06分

わぁ! すごい!!
ウサギの足跡はスキー場でもたーーくさん見るけれど、
こんな風に走り去るウサギの後のできたてほやほやの、
足跡ってすごいですね

しかもホント、全力疾走な背中が素敵です

投稿: Berry | 2010年2月19日 (金) 22時37分

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