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2010年3月17日 (水)

春の使者

20100317hiodosityou

先週の日曜日、コートを着ていると汗ばむような陽気の小春日和に後山に上がった。
虚空蔵様の前を通り過ぎて、展望台がある辺りに足を延ばすと、ヒオドシチョウに出遭った。

ヒオドシチョウは、タテハチョウ科の蝶で、成虫(蝶)は初夏に蛹から羽化すると、そのまま夏を越し、秋を越し、冬を乗り切る。
そして春を迎えると、主に幼虫の食草であるエノキに産卵するという生活史をもっている。

タテハチョウの仲間一般に見られる特徴なのだが、チョウの仲間の中では成虫の時期がとても長い。

今回は写真に収めることはできなかったが、翅の裏面は雑木林でよく見られるような広葉樹の樹皮にとてもよく似た色合いで、翅を閉じて樹木にとまっているとなかなか見つけることができないほどだ。
樹液を主に吸う蝶なので、理にかなった保護色なのだ。

先に書いたように、成虫で越冬するため、春が訪れると一早く翔び始める。
ヒオドシチョウも春の使者である。

20100314 ヒオドシチョウ(後山)
NIKON D90 70-300

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