カタクリ二態
「けけけけけくぇ~」などと鳴きながらふらふらと翔んでいきそうなカタクリの株。
松本零士氏が描く漫画に出てくる怪鳥のごとき姿である。
もう数日もしたら可憐な花を開かせるのだろう。
根茎から真っ直ぐに伸びた芽が、落ち葉に空いた穴からさす陽光を求めて成長したのだろう。
この株は、このあと葉を展開することができるのだろうか。
春の短い季節に、一気に成長するカタクリが葉を拡げることができなければ、その後の成長にも影響がありそうだ。
カタクリというと綺麗な写真が多い中で、こうした不思議な姿に接するのも楽しいものである。
20100328 カタクリ
NIKON D300 105MICRO
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コメント
yuriさん!
こんばんは!
そうですね。
鉢植えの植物でも、ちゃんとかまってあげているときにはツヤツヤで元気いっぱいですが、一通りの世話をしていても、忙しかったりして気持ちが向いていないときには元気がなくなるように感じますね。
考えていることと、感情がありそうなことは、また違うことなのかもしれませんが。
投稿: くま | 2010年3月31日 (水) 00時24分
本当に「けけけけええ~」と言ってそうで、思わず笑ってしまいました。
植物というのは、きっと「何かを考えている」と、私は最近思うのですが・・・。
投稿: yuri | 2010年3月30日 (火) 21時03分