« ノスリ | トップページ | 新入生学外オリエンテーション »

2010年4月 9日 (金)

カタクリの開花

20100409katakuri1

既にお伝えしたように、今年は3月22日にカタクリの芽生えを確認した。
その時には既に開花直前に思える株が散見されたので、その後気になって気になってしかたがなかった。

その翌週末の27~28日には、森林づくり塾の体験教室と養成教室が開催されたので、時間を見つけて確認に行ったのだが、花冷えの気候のためか大きな変化は見られなかった。
“春の妖精”達が姿を楽しませてくれるのは、ごく短い時期に限られるので、翌日にでも開花し、その艶姿を見逃しては悔やんでも悔やみきれない。

どうにかこうにか予定を調整し、4月1日に日帰りで川場村に出かけたのだが、この日に及んでも、まだ開花は見られなかった。

そしてようやく、4月7日に開花株を確認することができたのだ。
「三顧の礼」ならぬ「四顧の礼」に応えてくれた。

蕾を確認してから開花までに、3週間近くかかったことになる。
不順な気候のためなのだろうか、それとも通常のテンポなのか、カタクリを川場村で初めて確認することができたのが昨年のことなので、なんとも言えないが、なんとか開花を見逃さずに済んだ。

20100409katakuri2 辺りには、ニホンカモシカの足跡や食痕が多く、ニリンソウと思われる芽吹きがはじまっていた。

コナラが優占する明るい雑木林の中でも、比較的傾斜がきつく、落ち葉が溜まりにくいような斜面がカタクリには向いているようだ。
雑木林の落葉落枝を、地域の人々が生活や農業生産に積極的に利用していた頃には、斜面ばかりではなく、様々な場所でカタクリが川場村に春を告げていたのだろう。

20100407 カタクリの開花
NIKON D300 105MICRO

|

« ノスリ | トップページ | 新入生学外オリエンテーション »

川場の花図鑑2010」カテゴリの記事

コメント

タケさん!

丁寧なコメント、ありがとうございます!

春が確実にやってきていますね!
4/1にタケさんの所の前のヤマにお邪魔したときには、アズマイチゲはまだ蕾で、ショウジョウバカマは確認できませんでした。
萩室のオウレンの場所、今度こっそり教えてくださいね。

川場の短い春をしっかり楽しみたいと思っています!

投稿: くま | 2010年4月12日 (月) 10時51分

楽しみな季節になりましたね。

アズマイチゲのすぐそばのショウジョウバカも
そろそろ・・・のはずなので、楽しみです。

クマさんの記事にあるカタクリ・・・。
私も一時いろいろな人の証言を元に村内を探し回ったのですが、
いまだ会えません。
一番近くでは、三峯山の山頂付近なのですが、
最後に会いに行ったのがもう10年も前、
しかも盗掘のあとがあって、
心配です。

あと、3年前のイベント<日本の原風景を訪ねる歩き旅>の時に、
迷い込んだ森で偶然見つけたカタクリはみごとでした。
1000株以上あったと思います。
http://blog.goo.ne.jp/kaminari56/e/f5e324a0bcb2e0866a2f4022784a5028

そういえば、萩室の山の中をさまよった時に見つけたオウレンの花も
数千株の群落で・・・みごとだったのを思い出しました。
今年も会いに行かなくては。
http://blog.goo.ne.jp/kaminari56/e/c139a7d046e70081a746c943cdebe3fa

投稿: タケ | 2010年4月12日 (月) 10時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/413989/34148392

この記事へのトラックバック一覧です: カタクリの開花:

« ノスリ | トップページ | 新入生学外オリエンテーション »