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2010年4月 5日 (月)

サシバ初認

20100404sasiba

写りの悪い画像だが、今年初めてサシバを確認した。

サシバは、夏鳥として日本を訪れ、子育てをしてまた帰って行く渡り鳥である。
冬季は、遠く東南アジアやニューギニアまで移動することが知られている。

サシバは、里山に棲む猛禽である。
大きさはカラスほどで、鷲や鷹の仲間の中では小型の部類にはいり、カエル、蛇、トカゲ、昆虫などを主な餌とするが、時には小鳥やネズミなどを狩ることもあるようだ。
そのためか、水田近くの里山に巣を作り、日本人にとって馴染み深い鳥であったため、鷹狩りに用いられることもあったそうだ。

推量に過ぎないが、こうしたことから考えると、稲作文化の北上に伴って繁殖域を拡げてきた生物である可能性が高いのではないだろうか。
だとすると、川場村で、サシバが営巣・繁殖をしているかどうかは未確認だが、人間が地域の自然と闘い、そして活用してきた歴史の中に位置付いている種だということができそうだ。

トキやコウノトリが、里山や農村景観の消失とともに個体数を減らし、ついには絶滅寸前にまで追い込まれたことを考えると、サシバも、その個体数を減少させていることにも納得がいく。

足下にカタクリが咲く頃、サシバが子育てを始める、そんな川場村を大切にしていきたいものだ。

20100401 サシバ初認
NIKON D300 70-300(トリミング)

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