春の花火
昨日のポカポカ陽気から一転、今日(4/27)は、まさに花冷えの小糠雨。
気温も10℃から上に上がることはなかった。
けれど、こんな日は植物が瑞々しく美しい姿を見せてくれる。
写真は、ショウジョウバカマ。ユリ科の多年草である。
昨年は4月18日に開花を確認したので、ほぼ同じ時期に今年も開花したようだ。
※昨年の様子は→こちらから
まるで打ち上げ花火のような花が、まだ枯れ葉色の林床を彩っている。
この一風変わった花だが、実は多くの花が集合したもので、目を近づけてよく見ると、なるほどユリ科に分類されていることに納得がゆく。
小さな小さなユリの花が集まって薄紫のぼんぼりんを形作っているのが見えるだろうか。
20100427 ショウジョウバカマ(小田川地区)
NIKON D300 105MICRO
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コメント
yuriさん!
こんにちは!
こちらこそいつもコメントを戴きありがとうございます!
おっかなびっくりで綴っていますので、そう言っていただけると勇気百倍です!
ユリ科はバリエーションが豊かなグループで、姿形もどうしてこれが同じユリ科に分類されているのか、不思議に思うこともしばしばです。
是非是非!川場村にお出かけ下さい!
投稿: くま | 2010年4月28日 (水) 15時51分
くまさん、こんにちは!
いつも素敵な写真と文章で、癒されております。
確かにこの花は、拡大してよく見ると、ユリの花が集まっているのが判りますね。色も淡く控えめな感じでいいですね。いつか川場に行って、野の花をたくさん見てみたいです!
投稿: yuri | 2010年4月28日 (水) 11時46分