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2010年5月21日 (金)

カモシカ健在

20100521kamosika

次々に咲き誇る春植物たちの可憐な花の紹介に忙しくて、動物たちの動向をお知らせするのがついつい後回しになっている。
けれど、頼れる相棒である自動撮影装置(センサーカメラ)はサボらずに記録を続けてくれているのである。

後山では、相変わらずニホンカモシカがコンスタントに記録されている。

アナグマやタヌキに疥癬症がやや目立つことから、その他の動物についても心配しているのだが、今のところカモシカたちは罹患していないようなのでホッとしている。

ところで、病気といえば口蹄疫が猛威を振るっているが、この病気は、偶蹄目の動物一般が罹る病気なので野生動物への感染も心配だ。
川場村に棲息する野生動物で偶蹄目に分類されるのは、ニホンカモシカ・ニホンジカ・イノシシの3種である。

感染速度こそ非常に速い伝染病なのだそうだが、致死率は低いようだし、偶蹄目以外の動物にはうつらないそうなので、不幸中の幸いではあるのだが、野生動物たちが罹患すると、キャリアー(ウィルスの伝播者)となり、家畜へとひろがる危険性も高い。
もし、野生動物から病原ウィルスが発見されると、現行の防疫制度に照らせば、おそらく殲滅作戦がとられることになるだろう。

川場村の森林(やま)から偶蹄目が姿を消すとなると、生態系への影響は計り知れないものがある。

20100501 ニホンカモシカ(後山)
自動撮影装置

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コメント

Berryさんのママさん!
こんにちは!

水上でも疥癬症が流行しましたか。
全国的な傾向のようですね。

ペットや家畜、そして人間への感染、さらには風評被害まで懸念されますので、一刻も早い収束を願っています。

投稿: くま | 2010年5月24日 (月) 14時46分

動物達の病気の感染心配ですね。
はやく収まるのを祈るのみですね。

水上の奥地でタヌキたちが疥癬症という皮膚病が蔓延して、大変だったけど、最近元気なタヌキが見られるようになったと聞きました。
先日も川場からの帰り道丸々として毛並みの良いタヌキに遭遇。
なんだか嬉しくなりました。
野生動物たちの逞しい自然治癒力を信じるしかありませんね。

投稿: Berryのママ | 2010年5月24日 (月) 11時43分

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