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2010年5月10日 (月)

ミツバアケビの花

20100510mitubaakebi_2雑木林の林縁にミツバアケビが花を着けていた。

小さく房状についている雄花と、その上につく大きな雌花。
雌花が雄花の上につくのは、近い花の花粉によって受粉するのを避ける工夫だといわれているのだが、本当のところはどうなのだろう。

同じ蔓にも沢山の花が咲いているので、あまり意味がないようにも思えるのだが、「少しでも」ということなのだろうか。

この写真からも分かるように、雄花と雌花が異なる“雌雄異花”であり、同時に“雌雄同株”の植物である。

この蔓には薬効成分が含まれ、“木通(もくつう)”という生薬名が付けられている。
木通には利尿作用や抗炎症作用が認められている。
紛らわしいことに、中国で“木通”と呼ばれる漢方薬は、わが国では“関木通(かんもくつう)”と呼ばれており、こちらには腎機能障害を起こす成分が含まれているので注意が必要である。

何れにしても、薬効成分を期待しての素人療法は避けた方が賢明だ。

ミツバアケビの花は、春も中盤を迎えたことを報せてくれる。

20100508 ミツバアケビの花(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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川場の花図鑑2010」カテゴリの記事

コメント

yuriさん!
こんにちは!

とても精密な仕掛けがあると思えば、他種と雑種をつくってしまう「いいかげんさ」があったり、植物は本当に不思議です。

できることなら、そんな不思議さにワクワク、ドキドキする感性を持ち続けたいと思います!

投稿: くま | 2010年5月11日 (火) 13時46分

クマさん、こんにちは!
植物の「不思議」には本当に驚かされますね!

投稿: yuri | 2010年5月11日 (火) 12時58分

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