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2010年6月 3日 (木)

てんとうむし

20100603tenntoumusi

現在の正式和名は“ナミテントウ”。
かつては“テントウムシ”とそのまま呼ばれた時期もある。

七つの斑紋をもつ“ナナホシテントウ”とともにテントウムシの仲間の代表格だ。

テントウムシの名は、太陽に向かって飛翔する姿から名付けられたと云われていて、太陽を神格化して呼ぶときに“お天道様”というが、まさにこの名が付けられた。
個人的には、この虫は、ひらがなで“てんとうむし”というのがお似合いだと思っている。

よく知られているように、成虫も幼虫も、アブラムシを補食することから農業分野では“益虫”と呼ばれている。

翅の斑紋にはとても多くのバリエーションが見られ、ナナホシテントウのようなものから、無地のもの、カメノコテントウと見まがうようなものまで実に多様性に富んでいる。
同じ種類の昆虫で、こんなにもバリエーションが豊かなものもめずらしいのではないだろうか。

自然界には、害虫も益虫もなく、それぞれの生物が、それぞれの役割を持って生きているのであるが、もしこの小さな虫がいなかったら地域の生態系は成り立たず、心潤してくれる景観も成立していなかったに違いない。
それほど大量のアブラムシを食べてくれているのだ。

彼らもまた森林(やま)の担い手である。

20100515 交尾中のナミテントウ(ヒロイド原)
RICOH GR DIGITALⅡ(トリミング)

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