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2010年6月14日 (月)

あたりまえの大切さ

20100614monnkityou_2

ようやく萌えだした草木が枯れ葉色の野山を覆ってきた。

穏やかな日差しの中で、一頭のモンキチョウがヒメジョオンを訪れて吸蜜している。

どちらも希少種ではない。
川場村まで出かけなくとも、世田谷区でも当たり前に目にする光景だ。

“自然保護”とか“生物多様性”とか、そんな言葉を覚えたての頃は、珍しいものや風変わりなもの、とくに絶滅危惧種などにリストアップされているようなものに目が行きがちだ。
もちろん、そうした生物は観察の機会も少ないのだから、機会があればじっくり見ておくとよい。

けれど、忘れずにいたいことがある。

あたりまえのように、どこにでもいる生物が生態系を維持するうえでは重要な役割を任じているのだ。
なのに、普通種は写真に撮られることも少ないし、研究対象になることも、保護の対象となることも稀だ。

モンキチョウには、雪解け直後から次の降雪直前までの季節ならば、いつでも出遭うことができる。

20100606 モンキチョウ(ヒロイド原)
NIKON D90 70-300

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虫と一緒に森林づくり2010」カテゴリの記事

コメント

ピッコロさん!
こんばんは!

このブログでも、つい、珍しいものを紹介してしまいますが、あたりまえのものを大切に見つめていきたいものですね。

投稿: くま | 2010年6月15日 (火) 22時07分

ごんさん!
こんばんは!

あたりまえのように、そこにあったものを失うというのは、計り知れないダメージがあるものです。
ついつい忘れがちなことですね。
あたりまえのものに、きちんと意識を向け続けたいと思っています。

投稿: くま | 2010年6月15日 (火) 22時05分

まさに、その通りですね。
環境変化が北極のような遠いところだけで起きてるわけじゃないので、身近なところにもっと目を向けて欲しいです。

投稿: ピッコロ | 2010年6月15日 (火) 10時51分

あたりまえの大切さって、なかなか気付けなくて、
失ってから気付くことって、ありますよね。

あたりまえの大切さ…ありがとうございます。

投稿: ごん | 2010年6月15日 (火) 02時14分

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