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2010年6月 2日 (水)

謎多き動物

20100602hakubisinn2

後山の麓に設置してある自動撮影装置に、ある動物の尻尾が写し留められた。

この尻尾の持ち主は、スイカを刳りぬくようにしてきれいに中身を食べたり、リンゴやブドウの木に登ってなっている実を食べてしまうというような、農業被害を引き起こす動物である。

また、人家の屋根裏などに知らぬ間に巣を作り、糞尿などで天井板にシミと強烈な臭いを付けてしまうような生活被害をもたらす動物でもある。

写真に見られるような太くて棒状の尾、短い手脚、鼻筋に走る白いライン。

もうお分かりだろう。ハクビシンである。

20100602hakubisinn1わが国に棲息する哺乳動物のうちで、唯一のジャコウネコ科の動物で、古い時代の文献記載がないことや、化石が発見されていないことから外来生物ではないかとも云われているが、真相のはっきりしない謎の生物である。

川場村でも、村内の至るところに棲息しており、夜に車を走らせていたりするとヘッドライトの中に彼らの姿を認めることもしばしばである。

最近になって、村内の様々な方々に、野生動物被害の状況を伺ってまわっているのだが、どうやらこのハクビシンが最も多くの被害を出している動物のようだ。

高気密の冬でも暖かい家屋が増えたことなども、ハクビシンの個体数を増やし、結果として被害を増大させているようなのだが、地域の人々に温かい家に住むなということもできはしないし、どのようにこの動物と付き合っていったらよいのだろう。

上:20100513 下:20100504 ハクビシン(生品地区)
自動撮影装置

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