教室4日目(1)
長いと思っていた“こどもやまづくり教室”そして“川場まるごと滞在記”も折り返しを過ぎ、残すところ後2日間。
教室4日目を迎えた。
この日は、朝から好天に恵まれたので、朝食前に早朝散策に出かけた。
虫も鳥も、炎天下ではジワッと暑さをやり過ごしているが、こういう時の早朝は賑やかだ。
陽が高くなると、活動するのに適さないことを分かっているのだろうか、「今のうち」とばかりに虫が翔びかい、小鳥もしきりに囀っている。
なかのビレジを出発して、目指すはヒロイド原。
早起きのご褒美にブルーベリーの食べ放題。
一粒ずつちまちま食べずに、手のひらいっぱいに収穫した実を一気に頬張ると美味しさ倍増。
完全無農薬栽培だからこそ、ハチにはご用心。
アマガエルやジョウカイボンにもこんにちは。
早朝散策のおかげで、いつもより美味しく食べた朝食をすませると、村内巡りに出かけた。
村内に沢山ある湧き水の一つ、“鍛冶沢の銘水”でひと休み。
嬉しい木陰に、とびきりの銘水が子ども達を迎えてくれた。
それから、木々の間を少し歩くと、眼前一面にひろがる田園風景。
川場村の森林(やま)の多くは、地元の農家の方々が育て、守ってきたもの。
“農”という営みが創ってきた景観の中を歩くのも“森林(やま)づくり”の第一歩なのである。
ちょうど、田んぼの稲が出穂の時期を迎えていて、なかなかお目にかかることができない稲の花を見ることもできた。
リンゴの木にはまだ青いリンゴの実が実り、吹く風に稲の波。
村内巡りの目的地、道の駅“田園プラザ”はもう目の前だ。
20100805 村内巡り
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