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2010年8月27日 (金)

できたてホヤホヤ

20100827ebihurai

友好の森のなかを散策中に、アカマツの樹を背にして地べたに座り、一息ついていると目の前に“ぽとん”と何かが落ちてきた。

見てみると、3~4cmほどの小さなエビフライが一つ。
知る人ぞ知る“森のエビフライ”である。

川場村の森林(やま)には沢山のホンドリスが棲息しており、自動撮影装置にも頻繁に記録されている。
このホンドリスがアカマツの松ぼっくりを囓って、鱗状の襞の中にある松の実を食べた残滓が“エビフライ”の正体だ。

“エビフライ”を見つけることは、アカマツの樹さえあれば、少しも珍しくはない。
だから、自然解説(インタープリテーション)のビギナーには人気があって、ネタに困ると“エビフライ”探しを始めてしまう。
便利なネタがあると、人は工夫を怠るものなので、“エビフライ禁止令”が時々発動されるほどである。

それはさておき、このときの“エビフライ”は、できたてのホヤホヤ。
こんな経験は、私にしても初めてのことだった。

慌てて、頭上を凝視したのは言うまでもないが、どうしてもリスの姿を認めることはできなかった。
姿は見えなくとも、たった今、自分の頭の上でリスがお食事中だったのは確実である。

なんだかとても嬉しくなって、この一事でこの日は幸せ。

酷暑の日が続く中で、“エビフライ”に秋の訪れが目の前であることを教えてもらった。

20100825 できたての“エビフライ”(友好の森)
NIKON D90 105MICRO

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コメント

Berryさん!
こんばんは!

そうですか、松の実も値上がりですか。
市場に流通している物は中国産がとても多いので、中国の経済発展の影響で値が上がっているんでしょうね。
それと、食べるラー油ブームのせいで、中国産のニンニクが、ブーム以前の20倍もの値に跳ね上がっていて、食品輸入業者が、その原料高部分を他の商品にも上乗せしてしのいでいるのかもしれませんね。
クコの実なんかも高くなってるのかな?

このシーズンは、TiaTreeにお邪魔できていないので、なんとか近いうちに伺いたいと思っています!

投稿: くま | 2010年8月30日 (月) 00時14分

はは~海老フライですか!可愛い♪
綺麗に平らげるものですね~(*^▽^*)

そういえば最近松の実がものすごく値上がりして、
お料理に使うことが難しくなってきました。。。

投稿: Berry | 2010年8月29日 (日) 23時17分

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