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2010年8月29日 (日)

ツリガネニンジンの花

20100829turiganeninnjinn「今年の川場は、本当に虫が少ない」と何度書いたことだろう。
本当に少ないのだ。

灯火に飛来したものや、農家の方々が拾い集めたものを除けば、カブトムシにもクワガタムシにも出遭えずに今日に至っている。

こんなことは、約20年間も川場村に通ってきて初めてのことである。

昆虫の発生を阻害するような環境は、その他の生物にも無関係であろうはずがない。
夏の花も例年と較べて、種数も個体数も極めて僅少である。

写真のツリガネニンジンも、例年では8月半ばを過ぎると、そこかしこで目にしてきた花なのだが、今年は村内をしばらく廻っても、ほんの数株しか開花を確認することができなかった。

この植物の川場村での開花のピークは、例年9月初旬頃なので、これからに期待したいところではあるが、現実的には難しいのではないかと予想している。

さて、「昆虫が少ない」のは、実は昨年もそうだった。
奇しくも昨年の今日(8月29日)の記事で「今年の川場村は本当に虫が少ない」と、全く同じことをつぶやいていた。
けれど、昨年の場合は冷夏と長雨に祟られた結果であった点が今年とは違うところだ。
現時点では推測の域を出るものではないが、昨年の異常気象がベースとなって、その上に酷暑の連続というストレスが川場村の自然を襲っていると考えてよさそうだ。

この連年の異常気象の弊害が、この先どれくらいの期間にわたって川場の森林(やま)に影響を与えるのだろうか。

20100824 やっと見つけたツリガネニンジンの花(後山)
NIKON D90 105MICRO

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川場の花図鑑2010」カテゴリの記事

コメント

Berryさんのママさん!
こんばんは!
親子でコメントありがとうございます!

蚊は、気温が25~30℃くらいの時に活発に活動するようです。
30℃を超すと葉陰などでじっとしている時間が長くなるようですので、今年の酷暑の中では、じっとしている時間が長くなっているのでしょうね。

クマの事故も増えているようですね。
早朝と夕方が特に危ないようですから、一人歩きは避けた方が良いですよ!
昔の人が、やまに入るときには、必ず山の神に柏手を打ってから入山したそうですね。
私は、この行動は、単に信仰心だけではなく、動物たちとの出会い頭の遭遇を避ける工夫だったのではないかと考えています。
もし、少人数で出歩く際には、時々柏手を打つと効果があるかもしれません。

投稿: くま | 2010年8月30日 (月) 17時55分

我が家は自然に囲まれすぎていて、この時期藪蚊に悩まされているのですが、今年は極端に少ないのです。
異常気象のせいなのでしょうか?
動物達の好きな木の実も枯れて落ちてしまったのでしょうか?
今年は遂に我が家のすぐ近くイノシシ、熊が降りてきています。夜は危険なので出ないようにしています。


先日みなかみの吾妻摩耶山に登ったらツリガネニンジンの花が咲いていました。楚々として綺麗な山野草ですね。

投稿: Berryのママ | 2010年8月30日 (月) 17時48分

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