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2010年8月31日 (火)

ヤマキマダラヒカゲ

20100830yamakimadarahikage

ときどき撮影のチャンスはあるのに、なかなか写し留めることができない被写体がいくつかある。

このヤマキマダラヒカゲもその一つで、①夕方から活発に活動をすること、②森林内を翔ぶことがその理由だ。
つまり、薄暗い時間に、さらに陰を翔ぶのだから目にもとまりにくいし、カメラを向けても早いシャッターが切れずにブレてしまうことになるのである。

実は、このヤマキマダラヒカゲ、近縁の“サトキマダラヒカゲ”だと思って写真に収めたのだが、拡大してじっくりと観察をしてみてはじめて“ヤマキマダラヒカゲ”だと判明した。

この両種は、かつては“キマダラヒカゲ”として1種類にまとめられていたのだが、近年になって別種であるとされた経緯があるほど、よく似通っているのである。

その名のとおり、サトキマダラヒカゲが里(低山部)に多く棲息し、ヤマキマダラヒカゲが比較的標高の高い(1,000m程度)ところに多く棲息すると云われてはいるが、地域差も大きく、目撃地点の標高によって判別するのは避けた方がよい。

翅の裏側(写真で見えている側)の目玉模様(眼状紋)に違いがあり、それを手がかりに同定する方がよさそうである。
※詳しくは→こちらのHPから

幼虫は笹や竹の葉を食べて育ち、蛹で越冬する。
成虫(蝶)はもっぱら樹液を吸い、花に吸蜜に訪れることは滅多にない。

20100823 ヤマキマダラヒカゲ(ヒロイド原)
NIKON D90 70-300

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