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2010年9月15日 (水)

コフキゾウムシ

20100914kohukizoumusi

仕掛けてあるセンサーカメラ(自動撮影装置)のデータを回収するために後山に足を延ばすと、一見夏と変わらぬようでいて、それでもちゃんと秋が訪れつつあった。

そういえば9月に入り、まだまだ汗ばむ日が続くものの、時折吹く風は秋のそれに変わってきた。

優雅な姿を楽しませてくれていたオカトラノオもすっかり花を散らし実を着け始めている。
よく見ると、真球に近い充実した種子もあれば、そうでないものもある。
充実していないものは、受粉が上手くいかなかったのかもしれないし、酷暑の影響かもしれない。

そんなオカトラノオの穂を見ていると、一匹の小さな昆虫がいるのに気づいた。
体長は4~5mmほど。
銅の錆である緑青(ろくしょう)のような色をしている。

コフキゾウムシである。

コフキゾウムシは、葛の葉を食べる昆虫なのだが、なぜかオカトラノオの穂の上で長い時間を過ごしていた。

20100914kohukizoumusi2 コフキゾウムシは漢字では“粉吹象虫”。
“象虫”と名付けられるほど鼻先(口吻)は長くないが、これでもゾウムシの一種なのだ。
そして“粉吹”の名は、この緑青色から付けられているのだが、この色は、この虫自身が吹きだす粉なのである。
粉に隠された地の体色が漆黒であるとはなかなか気づきにくい。

羽化後しばらく経った個体は、この粉がはげ落ちて地色が見えてくる。

少し前に紹介したツツゾウムシオオゾウムシなども、同じように躰に粉をふくのだが、どのような効果があるのだろうか。

20100902 コフキゾウムシ(後山)
NIKON D90 105MICRO

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虫と一緒に森林づくり2010」カテゴリの記事

コメント

ごんさん!
こんにちは!

確かにマナティーみたいですね!
マナティーも象に近い動物だそうですから、不思議なものですね。

ゾウムシって不思議な魅力がありますよね!

投稿: くま | 2010年9月16日 (木) 14時16分

へ~へ~へ~粉を吹くのですかw(゚o゚)w
なんでだろうなんでだろうなんでだろう???

ゾウムシって確かにゾウみたいと思っていましたけど、
コフキゾウムシはゾウというより、カバとかマナティみたいな顔してますね( ´_ゝ`)
でもゾウムシ同様、可愛いです

投稿: ごん | 2010年9月16日 (木) 10時58分

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