衣替え
やはり秋はちゃんとやってきているようだ。
アマガエルといえば緑色のカエルと相場が決まっているようだが、そうでもない。
秋の訪れとともに、森林(やま)には枯れ葉色が増えてきた。
それに伴ってアマガエルも衣替え。
制服姿の中学生や高校生達が冬服に着替えるように躰の色を変えている。
お馴染みの緑色では、これからの時期には目立ってしまう。
ヘビや鳥には狙われてしまうし、餌には逃げられてしまうだろう。
ちゃんと周囲の色に合わせて保護色を身にまとっている。
それにしても不思議なものである。
周囲の色は確認できるだろうが、鏡もカメラももたない彼らが、どのようにして自分の色を決めているのだろうか。
体色を変化させる仕組み自体は、岡山大学の生体情報システム研究室他でわかりやすく解説してくれているのだが、「これでよし!」と確認する作業についてはどうもよく分からないのだ。
20101010 ニホンアマガエル(中野地区友好の森)
NIKON D300 28-300
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コメント
ごんさん!
こんばんは!
そう。
な~んにもしなくても、季節だけはめぐるのです。
投稿: くま | 2010年10月14日 (木) 23時24分
カエルの衣替えといい、養成教室の記事といい、確実に季節が流れていることを感じます。
もうすぐ冬がやってくるのか。。。
投稿: ごん | 2010年10月14日 (木) 13時31分