子育慈母観音
とくに意識しているわけではないのだが、不思議と同じ時期に、同じものを思い出すようである。
写真の“子育慈母観音”もそうで、ちょうど今ごろの時期になるとカメラを向けている。
このブログでも、一昨年の3月16日に紹介しているのだ。
不思議なものである。
今年は、震災の前日、3月10日に逢ってきた。
赤児に乳をふくませるやわらかな表情が心を和ませてくれる。
観音像に傘を差し掛けるように枝を広げるしだれ桜の芽もわずかにふくらみ始め、春がもう目の前までやってきていることを報せてくれていた。
川場村は、原発事故の影響で避難を余儀なくされている福島県飯舘村の人々の受け入れをはじめた。
現在は、100名ほどの人々が滞在している。
村内のボランティア有志が、彼らを支援する活動をはじめている。
私にも何かできることはないだろうか。
(2011/3/10 川場湯原地区)
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