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2011年4月22日 (金)

バッコヤナギの花

20110421bakkoyanagi2_2ヒロイド原に足を延ばすと、バッコヤナギが薄緑色のけぶをまとっているように見えた。

この光景が大好きだ。

けぶるように見えたのは、バッコヤナギの花。
正確には“花序”と呼ばれる花の集合体である。
花弁はもたず、蕊(しべ)だけの花が集まっている。上の写真は雄花、下の写真は雌花であるが、 ヤナギの仲間は“雌雄異株”。女木と男木がそれぞれに独立している。

20110421bakkoyanagi1_2このブログでバッコヤナギを紹介するのは3年ぶりのことだが、毎年ほぼ同じ時期にやわらかな光景を楽しませてもらっている。
※その時の雄花は→こちら、雌花は→こちら

話は前後するが、“花序”を形成する植物は花粉を風に運ばせる“風媒花”が多いのだが、ヤナギの仲間は虫に花粉を運ばせる“虫媒花”なのである。

花弁(花びら)が美しい植物は、虫を呼び寄せるために花弁をつくり、花粉媒介の効率を高めていると考えられているのだが、同じ虫媒花であるのに、このような花序を形成するのはなぜなのだろうか。

雲ひとつない青空にバッコヤナギの花が映えていた。

(2011/4/16 中野地区友好の森)

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