カテゴリー「カメラと写真のこと」の10件の記事

2010年4月11日 (日)

友好の森のニホンカモシカ

20100411kamosika

ヒロイド原から“なかのビレジに”戻る途中で、ふと、“森の村”の方を見ると一頭のニホンカモシカがこちらを凝視していた。

2008年の9月28日と全く同じシチュエーションである。
違うことといえば、あの時は母子連れの2頭のカモシカだったが、今回は1頭であることくらいだ。
顔の眼下腺の模様などから推測すると、あの時の母カモシカではなさそうだ。
子どもの方かもしれない。
だとすると、あの時はまだコブ程度だった二本の角も立派に成長している。

それにしても、私はシャッターチャンスに弱い。
何も、マクロレンズしかカメラに装着していないときにカモシカに出遭うことはない。
ちょっと翌日の植林現場の下見に出かけるのだからと、望遠レンズを携帯していなかったのだから、運の問題などではなく、明らかに、努力不足・配慮不足である。
こうして、何度も貴重な瞬間を逃してきたのに、またそれを繰り返してしまう。
努力不足に加えて、学習能力も欠落しているようだ…

というわけで、今回の写真は、かろうじて撮れた写真の一部分を無理矢理トリミング。
画像が荒れているのはそのためだ。

気まぐれな森林(やま)の記録を残すためには、カメラ(レンズ)を携行する。
あたりまえのことだが、なかなか実行するのは難しい。

20100407 ニホンカモシカ(森の村)
NIKON D300 105MICRO 

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2009年2月22日 (日)

GPSと50mm

20090222gps50mm

川場村のあれこれを記録するために、新しい道具を二種類導入した。

一つは、ストロボを取り付けるシューに乗っかっているGPSの“GP-1”。
24gととても軽いので野外での携行に嬉しい限り。
カメラからの電源供給なので、バッテリーレスなのも嬉しいことの一つだ。
緯度・経度・標高・世界標準時がEXIF情報に記録されるので、記録が苦手な私には強い味方になってくれそうだ。

もう一つが、f1.4の50mmレンズ(AF-S NIKKOR 50mm 1:1.4G)。
遠くのものを引き寄せたり、反対に虫眼鏡で見ているように小さいものを撮すのも楽しいのだが、人の目で見るような自然な画角と明るさが魅力だ。
森林(やま)のなかは思った以上に暗いので、少しでも明るいレンズが欲しかった。

この両者に期待大。

20090222 GPSと50mm
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年11月17日 (月)

ニホンジカ

20081117nihonnjika

先日、アメリカのCuddeBack社製の自動撮影装置を導入したことをお知らせしたが、設置後約1週間が過ぎた。
その間、キジバト、ニホンジカ、ノウサギ、イノシシの4種類が記録された。

先に導入した麻里府商事社のカメラと較べると、センサーの性能はよいようで、空シャッターを切ることが少ないようだ。
この点はCuddeBack社に軍配が上がる。

しかし、カメラの性能はというと、麻里府商事のものは画素数も1000万画素超であるのに対し、CuddeBack社のものは300万画素であることに加え、カメラ内で行われる画像処理の味付けがどうにもバタ臭くていけない。
内蔵ストロボとのバランスも悪いのか、この写真のシカのように、まるで金色の体毛をもつように写ってしまう。
以前に麻里府商事のカメラで撮影したシカの写真と比べてもらえれば、この違いは一目瞭然だ。
ストロボの発光具合の調整や、感度調整、ファイル形式の選択などが全くできないので、すべてカメラ任せとなり、自由が利かないのも物足りない。

麻里府商事の製品と較べて半額以下の廉価商品であるので文句も言えないのかもしれないし、画像を楽しむことよりも記録することを重視するならば、CuddeBack社製品の方が優れているということもできるだろう。

けれど、子ども達をはじめ、一般の人々に森林(やま)の姿を知ってもらうためには、やはり美しい画像が欲しいと思うのだ。

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2008年11月 8日 (土)

後山調査に新装置導入

20081108jidousatueisouti

道の駅“田園プラザ”の背後には“後山”という標高600mほどの小さな山がある。
山には虚空蔵菩薩を祀る社があり“虚空蔵山”とも呼ばれている。

この後山を新しい振興拠点とする構想を村が建てており、様々な基礎調査が開始された。

今回、この調査の一環として、後山の哺乳類の生息調査を行うために自動撮影装置を設置してきた。
アメリカのCuddeBack社製のCaptureという製品だ。
初めての使用になるので性能は未知数だが、一機199$と、国産従来製品と較べて廉価なことも魅力となっている。

農作物への被害を始めとして、野生鳥獣との軋轢も多いが、豊富な生物相を誇る村だからこそ、その自然に魅力を感じて来村する人も多い。
こうしたことを考えると、川場村が全国に先駆けて野生動物と人間とのよりよい関係の持ち方を模索し、その顛末を発信する必要があるように考えている。

村民がこうした自動撮影装置を活用し、動物の記録を積み重ね、そうして得られた情報を元に保護や被害防止の方策を講じることができれば、感情論に終始しない地に足のついた成果を生むことができるのではないだろうか。
確かな性能を持ちつつも、操作が簡便で、低廉な価格の製品が、こうした構想を支えるものとなる。

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2008年8月13日 (水)

自動撮影装置

20080813mujinnsatueisouti

私たちの活動フィールドである“友好の森”には、多くの哺乳動物も生息している。
これまで視認できたものだけでも、ニホンカモシカ・ニホンジカ・ノウサギ・イタチ・テン・ヤマネ・タヌキ・キツネ・アナグマ・ホンドリス等々、多種にわたる。

しかし、彼らは総じて臆病なので、そう度々出逢うことはできない。
足跡や食痕などから彼らの活動を推測しなくてはならない。

私たちの森林(やま)づくりの成果をきちんと知るためには、彼ら哺乳動物の生息も知ることが必要だ。
そこで、今回思い切って自動(無人)撮影装置を導入した。
赤外線を用いたセンサー付きカメラで、彼らの姿を記録しようというわけだ。

導入したのは“麻里府商事”の“Field Note DS1000”だ。
成果の程は今後お伝えしていきたい。

20080806 自動撮影装置
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年4月14日 (月)

頼りになるコンパクト機

20080414gr2

RICOH GR DIGITALⅡ
今時珍しい頑固者だ。

手ブレ防止機能も、顔認識機能もついていない。
8倍だ、10倍だと高倍率のズーム性能を多くのコンパクトデジカメが競う中で、ズーム機能さえついていない。

カメラの命であるレンズ性能と、それを引き出すボディーの基本性能に的を絞った、潔い設計が気に入った。

レンズは、35mm換算で28mmの単焦点。
コンパクト機の特徴でもある被写界深度の深さが、一眼レフカメラでは出しにくい味を出してくれる。

出っ張りのないシンプルなデザインも常に持ち歩く気持ちにさせてくれる。

20080414 RICOH GR DIGITAL Ⅱ
NIKON D300 105MICRO

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2008年2月17日 (日)

人のふり見て・・・

20080216boujakubujinn

今月の11日に“春駒祭り”を見せていただきに、村内の門前地区を訪ねた。
この祭りは全国各地によくあるような観光客(の落とすお金)目当ての見せ物ではない。

しかし、川場村の農村風景の中を、未明に女装した一行が家々を訪ね歩くこの祭りは多くの写真愛好家を集める。

この祭りでは、踊り子が各家の座敷に上がり歌と踊りを披露するので、家の中のシーンをカメラにおさめたいと思うことも無理はない。
また、地区の人々もこうした心情を理解してくれるのか、家の中に上がり込んでの撮影を快く許してくれる。

しかし、傍若無人な撮影者のなんと多いことか。他人の家に上がらせてもらうというのに挨拶一つない者が多い。
家の外からの撮影でも、丹誠込めた庭木を踏み荒らし、決めた構図の中に入ってくる者に対しては「おい!邪魔だ!」と怒号をあびせる。自らは公道をふさぎ陣取っているというのに。
踊り子は、金で雇われた芸人ではなく、地域の人が地域のなかで行う祭りであるのに、ポーズや視線に平気で注文を付ける。

カメラを手にすると人は無礼になる。

きっと私も、様々な局面で同じことをしてしまっていることだろう。
気をつけなければならない。

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2008年1月 5日 (土)

頼もしいサブ機

20080105d80

D300がメイン機となってからD80はサブ機となったが、まだまだ主力の一画を担ってくれている。

スペックの詳細などは様々なところで紹介されているので、ここでは割愛するが、ともかく私レベルの腕前でには有り余るほどの機能をもっているうえに、軽量なのが嬉しい。
特に、野外での使用では軽量であることは計り知れないメリットをもっている。
写真をお仕事としている方と違って、私の写真は何かの合間に一枚、ということが殆どであるうえに生き物を撮ることが多いので、シャッターチャンスはほんの一時だからレンズ交換の余裕がないことが多い。
望遠系のレンズを付けているときにマクロが欲しい被写体に出逢ったり、逆にマクロレンズを付けている時に望遠が欲しいということがしばしば起きる。
いや、不思議なほどに、その時に付けていないレンズを必要とする被写体が現れるから困ってしまう。
そんなわけで、いつのまにか2台体制で片方にマクロ、もう片方に望遠というスタイルができてきた。

2008年もD80にはまだまだ頑張ってもらうつもりだ。

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2007年12月17日 (月)

仕事納め

20071216d300

D70の最後の一枚に新顔のD300を撮った。
仕事納めの一枚なのに、なんとなくピンぼけだ・・・
どうもスイッチの入り方が違うのだろうか、花やら、虫やら以外のものを撮るときは気が抜けてしまう。
きちんと三脚を据えて撮り直そうかとも思ったが、自分らしいなと思ってこのままにした。

D80を導入してからは、雨天時など機材が心配なときにD70を使うことが多かったが、これからは違ってきそうだ。
というのも、カメラを構えるのはもっぱら野外なので、防塵防滴性能に優れたD300の方がハードな使用に耐えてくれそうだからだ。

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引退、そして初仕事

20071216d70

昨日、念願のNIKON D300が納品された。
新機種の導入に伴って、永くお世話になったD70は現役引退となった。

20年ほど前に、名機CONTAX RTSを知人から譲り受け、なけなしの小遣いをやりくりしながらモータードライブやストロボ、各種フィルターなどを少しずつ買い足したことが懐かしい。
当時の経済力では、フィルム代すらままならず、充分に写真の楽しさを味わうこともできず、次第に写真を撮ることも無くなっていった。
就職してからは、仕事の記録用の写真を時々撮影する程度の時期が長く続いたが、仕事柄、野山に持ち出せないカメラは非常にお荷物となるので、フィルムではコニカの“現場監督”という防水カメラを愛用していた。
その後、ほぼ同時期にコンパクトデジカメが普及しだしてからは、もっぱら記録用の写真をコンパクトデジカメで撮るようになった。これも、防水のオリンパスのミュウシリーズを活用してきた。

そのような時期を何年か過ごし、四年ほど前に、職場に出入りする業者の方からデジタル一眼レフを奨めていただいた。
それまでのデジタル一眼レフの価格は“1画素1万円”などと言われていたように記憶している。
それが、このD70の登場で、使いやすさ、画像の良さ、価格の手頃さの並立が実現した。

写真の魅力、写真を撮ることの楽しさを思い出させてくれた1台である。
その後、D80の登場によって、D70は完全にサブカメラの位置に定着したが、それでも現役で頑張ってくれてきた。
今回のD300の導入を機に現役引退とすることとしたが、時には引っ張り出してシャッターを切ってみたい。

このD70の写真がD300の初仕事となった。

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