友好の森のニホンカモシカ
ヒロイド原から“なかのビレジに”戻る途中で、ふと、“森の村”の方を見ると一頭のニホンカモシカがこちらを凝視していた。
2008年の9月28日と全く同じシチュエーションである。
違うことといえば、あの時は母子連れの2頭のカモシカだったが、今回は1頭であることくらいだ。
顔の眼下腺の模様などから推測すると、あの時の母カモシカではなさそうだ。
子どもの方かもしれない。
だとすると、あの時はまだコブ程度だった二本の角も立派に成長している。
それにしても、私はシャッターチャンスに弱い。
何も、マクロレンズしかカメラに装着していないときにカモシカに出遭うことはない。
ちょっと翌日の植林現場の下見に出かけるのだからと、望遠レンズを携帯していなかったのだから、運の問題などではなく、明らかに、努力不足・配慮不足である。
こうして、何度も貴重な瞬間を逃してきたのに、またそれを繰り返してしまう。
努力不足に加えて、学習能力も欠落しているようだ…
というわけで、今回の写真は、かろうじて撮れた写真の一部分を無理矢理トリミング。
画像が荒れているのはそのためだ。
気まぐれな森林(やま)の記録を残すためには、カメラ(レンズ)を携行する。
あたりまえのことだが、なかなか実行するのは難しい。
20100407 ニホンカモシカ(森の村)
NIKON D300 105MICRO
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